地区の郷土芸能

 武士踊りの粗型はともかく,その伝来と形成の時期は,義弘・家久公の時代であり,その後,士気の高揚・藩公の慶賀・忠誠心の表現として,普及・定着されたものといわれています。

 構成は大規模,多人数であり,演技が複雑で練習に長期を要し,今日ではヨロイ・カブト・刀などの具足類と,武具,陣羽織・袴などの服装の準備調達に困難があります。これまでは必然的に特に大きな記念式典の場合のみ,なんとか行われています。そのために,保存会が結成され,その技術の保存につとめ,少人数でも練習の演技ができるように工夫され,行われています。 

 古来,薩隅の郷土の間で踊られていたらしいのですが,現在原形に近い形で保存されているのは,この付近では里以外に見当たりません。特長として,歌の流れは武士の教養を反映して,優雅であります。踊りは武骨な力強さがあらわれ,鎧・兜を身にまとい,鉦と太鼓を合わせて勇壮に踊られます。 
 
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